実説 城谷怪談 撰集五十三
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Narrateur(s):
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城谷 歩
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Auteur(s):
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城谷 歩
À propos de cet audio
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「参拝鈴」(32分)
Sさんが小学生の頃の体験。Sさんは地域の手作りの肝試しに参加た。
二人一組で近くのお寺の脇を通り、神社の鳥居前に集合。今度はお菓子を一袋持って帰ってくるというだけのシンプルな企画だった。
Sさんはペアになったまりこちゃんとお寺脇を通った時に、逃げだしたまりこちゃんにおいてきぼりを食ってしまった。怪異はその時から始まっていた。
「池袋の和菓子屋」(28分)
体験者が20年前に体験した出来事。霊能者に「あなたは霊感が強い、何かあった時は力を貸してほしい」と言われたのがきっかけだった。
ほどなく池袋のビルでお祓いをやるので来てくれと言われた。聞けば工事に取り掛かると事故が続くので祟りではないかと思いお祓いを頼んだという。
出向いてみると禍々しくも悲しい過去に愕然とすることになる。
「鑓水 前編」(29分)
博さんという男性が某電機メーカーに勤めだした30年程前、龍海さんという同僚と仲が良かった。ある時龍海さんの弟が通学に便利な鑓水という場所で下宿をはじめたと話してくれた。しかし、弟が心霊現象に遭遇しているらしい。訪ねてみると、近所の家々や下宿の外壁に隠すこともなくお札が貼られている。
「鑓水 後編」(26分)
前編に引き続き博さんの体験。鑓水はどうやら土地柄的に不思議なことが頻発すると近づかないように努めていた。
弟氏の下宿を訪ねてから約1年後の夏の晩、龍海さんが夕食を食べに行こうと誘いに来た。美味しい店があるから車で行こうというのである。
夕食後、少しドライブでもというので付き合うと、連れていかれたのが避けていた鑓水だった。帰り道、弟氏が恐怖体験をしたというと企業の私有地に入った時恐れていたことが現実になってしまう。©2020 Wataru shirotani
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