実説 城谷怪談 撰集四十四
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Narrateur(s):
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城谷 歩
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Auteur(s):
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城谷 歩
À propos de cet audio
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「屋根裏の人」(32分)
まだ佐久間さんが幼稚園に通っていた頃、病弱で園は休みがち。
ある時、母親が少し出かけて一人きりになったタイミングでギシリ...ギシリと足音が聞こえた。
その日から、佐久間さんが一人きりになると決まってその足音が聞こえるようになったのだが...。
「三度目」(28分)
マユコさんは東京に出て来て間もなく、不思議な体験に見舞われている。
地方出身のマユコさんはいつまでも東京の人の多さに慣れないでいた。
一度目信号待ちをしているとすぐ背後に誰かが立った。知っている人だと思ったが、人混みに紛れて誰かは確かめられなかった。 二度目はその日の帰り、帰宅ラッシュの満員電車の車内。やはりすぐ後ろに知り合いの気配を感じるのだが...。
「桐のタンス」(23分)
四十年以上も昔のこと。体験者の女性はまだ子供だったが家庭の事情で一人暮らしをしている祖母の家に家族で身を寄せていたことがあった。
古い大きな家で、祖母はいつも薄暗い奥の部屋でおとなしかったという。
小学校四年の時、学校から帰宅すると静かな家はいつも以上に静かで家人の姿がない。
するとどこからか、ズッズッと何かを引きずる音が聞こえてきた。
「喋る死体」(29分)
ある主婦の体験。ペットのゴールデンレトリバーを連れて早朝散歩に出るのが日課なのだそうだ。
少し行った先に自然豊かな大きな公園がある。ペットを飼っている人たちのかっこうの散歩エリアだ。
早朝、霧の濃い日だった。いつも通り公園の中に入っていったのだが、霧のせいか見通しが悪い上にいつもすれ違うお馴染みさんとも会わない。
するとそのうち、数メートル向こうから聞き覚えのある声が聞こえてきて...。©2020 Wataru shirotani
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