独身女性の性交哲学
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Narrateur(s):
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斉藤 範子
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Auteur(s):
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山口みずか
À propos de cet audio
しかもセックスを中心に据えた本は、技術マニュアルばかりだ。
だてに長年風俗嬢をやってきたわけではないので、愛とセックスについては一家言ある私。
この未婚男女が大量に発生している現状を、私なりに解き明かしてみよう。
・独身者大量発生の謎とは?
・女はみんな売春婦なの?
・結婚なんてしなくてOK?
・負け犬でもいいの?
・セックスってなんでするの?
・幸せっていったいなーに?
・もっとラクに生きるには?
──物言う売春婦・山口みずかがお答えします
恋愛は娯楽, セックスは趣味 結婚なんてもちろんしない
これでも, けっこう幸せに生きてます。
~本書表紙より~
男女の関係においてココロとカラダの問題は切っても切れない。
しかし、現代女性が生きていく上でこの問題は、本音と建前が複雑に絡み合い、 余計に悩ましい問題になってしまっています。
本書を聴けば、恋とセックスに悩む女性が、恋愛とセックスをそれぞれ一度解体し、 女性がカラダを開く行為そのものに潜む社会的な一般常識や概念から開放されることでしょう。
カラダを自分のものに取り戻し、恋するという行為とカラダをあわせる行為の根源と目的を、別々に再認識することで、より"自分らしく"幸せな女性生活を送れるようになるはずです。
恋愛もセックスも相手があること。
しかし、うまくいかない理由は必ずしも相手にある訳ではないのです。
自分自身のカラダに対する責任の放棄をやめることで、より能動的に男性と向き合う事ができるようになるのです。
ジェンダーフリーが叫ばれる事によって起きた弊害。
女性らしさと自分らしさのバランスをどうやって保つか。
そんな女性のためのマジメなヒントが述べられています。
男性が本書をお聴きになれば、なるほど男性という生き物はこのように女性から捉えられているのか。
女性との豊かな関係(精神的にも肉体的にも)を築いて行くためには、まず男性・女性のそれぞれの立ち居地を認識することができるはずです。
もちろん何千人の夜のマドンナである著者の男性論は、非常に身につまされるものも多いのですが。
セックスの現場で今ナニが起こっているのか。
非常に興味深い一冊です。
目次
まえがき
第1章 「恋愛」ってなに?
・男は恋愛したくない?
・恋愛結婚は非常識だった
・可愛くなくちゃ選ばれない時代
・男にとっていい女とは?
・恋愛資本主義万歳!
・自分を売りたい女たち
第2章 「愛」ってなに?
・「愛される」より「愛する」
・すべての男はマザコンである
・恋愛依存症の正体
・永遠の情熱などありえない
・自身がないからモテたがる
・なんでオタクじゃダメなのか
・恋愛を解体してみる
第3章 「セックス」ってなに?
・セックスの目的は生殖ではない
・セックスしたら彼のもの?
・愛さえあれば耐えられる?
・男が勃つために必要なこと
・ナイーブでやっかいな男心
第4章 「欲望」ってなに?
・男女の欲望のすれ違い
・女は男を抱きたいか
・女は男同士のセックスに萌えるか
・女のセックスファンタジー
・セックスの醍醐味
・愛あるオナニーのススメ
第6章 「幸せ」ってなに?
・男が射精を放棄したら……
・中年童貞と処女の問題
・負け犬の発情
・結婚だけがゴールじゃなし
・恋愛もセックスも娯楽
あとがき
著者紹介
山口みずか (やまぐち みずか)
1970 年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)卒業。訪問販売業を経て風俗業界入り。その体験をもとにライター業を兼業。著書に97年『性器末コレクション』(イースト・プレス)、98年『てぃんくる系必勝講座』(太田出版)など。
http://www.mizukachan.com/(C)Mizuka Yamaguchi
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