大概の人々の生きる原動力は我情我欲を満たそうとするところに有るように思う。先ず全人類の共通認識とならねばならないこと、それは人間は自らの心を育てるために、いわゆる魂を磨くことのためにこの世に生かされているのであり、起こり来る一切の事柄は私どもの心を育てることのための事柄だと言うこと。

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今朝は、人は人を助けることのためにこの世に生命を授けられたと頂いた。実は今朝は最初は教典の「刊行にあたって」と言うところを開かせて頂いた。人が生きるにあたって、或いは人がこの世に生命を授けられるにあたってと言うことでもあろうと思う。人の助かりを願う心が育つことが魂を磨くと言うことでもあろうと思う。

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今朝は読心術と頂きました。私の若い頃よく売れた本の一つに読心術と言うのが有りました。人の行動やちょっとした仕草からその人の心を読むと言うのです。人の心を読むには先ず人を良く観察するところから始める訳ですが、今朝頂く読心術は神様の、天地金乃神様の御心を読む読心術です。先ずは成行きの観察からと言うことですね。

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人が助かると言うこと。そこには外面からの働きと内面からの働きとの相まった作用によるものだと思う。外からの働き、それは天地金乃神様の御働き、いわゆる御利益とかおかげと言われる働きを頂いてのものである訳ですが、外からの御働きを頂くためにはこの神様との御縁を先ずは頂かなければならないと言うこと。その橋渡しの御用もある。

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会社を起業するに当たってのビジネスモデルと言うのが有るようだ。何をどう作り誰に売って利益を得て会社を運営して行くかと言うようなことだろうか。では人間としてのビジネスモデルはどう言うことになるのだろうか。それは天地金乃神様のお役に立つことを目指して、身の上に起きて来る一切を通して自らの心を育てて行くと言うことになる。

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人は得手して自らの助かりや私願成就を願って信心を始めるのだと思う。それが師匠大坪総一郎師の許で信心の稽古をさせて頂いているとより真実の助かりが有ることが分からされる。更に私願成就から神願成就の信心へと向かうようになる。そして更に天地金乃神様のお役に立ちたいと願う心が芽生えて来るようになる。

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人間が真に助かると言うことには３つの柱がある。それは吾無力を悟り天地金乃神様の御働きを頂き続けて行くこと、と同時にこの世には魂を磨きに来たのだと言うことに目覚め自らの心を育てる精進を貫くこと。もう一つは天地との交流、いわゆる神様とのコミュニケーションをいよいよ大切に密なるものにすること。

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今朝は有難い御夢を頂きました。それは二代親先生が修行生の先生方の前でこれから私どもが布教に出ると喜んでおられるところを頂きました。お道の教師として教団から補命を受けて40年になりますが、この度やっと天地金乃神様からの布教者としてのお許しを頂いたように思います。神様からお許しを頂くと言うことが要です。

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