ちゃん cover art

ちゃん

Preview

Try for $0.00
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, and podcasts.
Premium Plus auto-renews for $14.95/mo + applicable taxes after 30 days. Cancel anytime.

ちゃん

Written by: 山本 周五郎
Narrated by: 斉藤 範子
Try for $0.00

$14.95 a month after 30 days. Cancel anytime.

Buy Now for $7.64

Buy Now for $7.64

Confirm purchase
Pay using card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and Amazon's Privacy Notice. Tax where applicable.
Cancel

About this listen

仕事がうまくいかず、自分がふがいないせいで家族を不幸にしている。まじめな重吉は思い悩むが、妻のお直や息子の良吉をはじめ、家族はいつも変わらぬ笑顔でそこにいてくれる。自分が心から愛するものを大切にする幸せに満ちた、家族の絆の物語。
子どもたちからは“ちゃん”と呼んで慕われ、長屋の人たちにも好かれている重吉。かつて流行った五桐火鉢の優秀な職人だが、今はすっかり売れなくなり、このままでは生活が立ちゆかない。職人仲間からは仕事の仕方を変えろと説得される。友情や心配からそう言ってくれていると思いながらも、重吉は自分の仕事への誇りを否定されて釈然としない。ある日泥棒を招き入れてしまい、自分のせいで家族を苦しめ不幸にさせたくないと、家を出て行く決意をする。そんな重吉に、妻のお直と息子の良吉がかけた言葉は——。
山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。©2022 PanRolling
World Literature
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about ちゃん

Average Customer Ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.