フランダースの犬
こどものための聴く名作 9
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マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー
About this listen
不朽の名作を2時間で!
楽しく、わかりやすい新訳で収録しています♪
まずしさにも村人のいじわるにも負けず、まっすぐで自由な心をもつ少年ネロ。大好きな絵をかきながら、犬のパトラッシュとともに強く生きようとする。ネロとパトラッシュはふたりぼっち。いつまでもずっといっしょ。
少年ネロと犬のパトラッシュの“ふたり”は親友。ベルギーのとある村でまずしくくらしています。お金もちの家ににらまれて村で仲間はずれにされても、食べるものに困っても、ネロはめげません。それは大好きな絵をかくこと、画家になる夢があるから。ネロは絵のてんらん会に自分の絵を出します。その発表があるクリスマスイブの日、神さまがくれたのは……。
ド・ラ・ラメー マリー・ルイーズ(de la Ramee, Marie Louise)-----------------
イギリス、サフォーク州生まれ。子どもの頃、自分の名前をうまく発音できず、ウィーダと言っていたところ、周りからもそう呼ばれるようになったため、これをそのまま筆名にした。1859年、20歳のときにロマンス小説でデヴューし、次々と作品を書いて人気作家となり、社交界で活躍する。イタリアの動物愛護協会設立に尽力するほど犬が好きで、1872年、前年のアントワープ旅行を元にした「フランダースの犬」を出版する。晩年は人間不信となり経済的にも苦しくなるが、自分の飼う犬たちのために少ない年金を使い、最終的には馬車の中で生活するまでになる。見かねた人々が安アパートに入れてくれたが、寒さのため身体が弱っており、肺炎をこじらせて亡くなった。
第一章 ネロとパトラッシュの出会い
第ニ章 働き者のパトラッシュ
第三章 ネロの夢
第四章 アロアの誕生日パーティー
第五章 夢に向かって
第六章 夜中の火事
第七章 思い出の小屋
第八章 ひろった財布
第九章 ふたりぼっちの教会
©2022 PanRolling
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