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立花大敬オーディオライブラリー45「道元の『仏性』に読む、『人のために』という生き方」
- Narrateur(s): 立花 大敬
- Durée: 52 min
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Description
<内容紹介>
道元禅師の著書『正法眼蔵』の第三巻の「仏性」の巻に、「為他(いた)」という言葉が二か所出てくる。為他とは「人のために」ということ。また、「いっちょ、人の幸せのためにやってやろうじゃないか!」という精神を、為他の気概という。本巻では、「仏性の巻」を読み解きながら、本当の意味の「為他」の生き方とは何かを解説し、何のためにこの世に生まれてきたのか、この世に生きる意味を説く。
【主なお話】
・仏性は、いのちの永遠性と、無限性と、自由性をもっている。
・「犬に仏性はあるか」の「ある」とは、どういうあり方か?
・「為他」その1……「他の為に業識(ごうしき)の有る在り(為他有業識在)」
・「為他」とは、業識(=さまざまな制約)を受け入れることが、本当の意味で「他のためになる」ということ。
・「為他」とは、この人のために<自分のいのちが小さくなってもいい、自由を失ってもいい、束縛されてもいい>と決断して、一緒に歩いて行くこと。
・「為他」その2……「他の為に知ってことさらに犯す(為他知而故犯)」
本巻は「元気アップ禅の会」第176回(2012年6月)でのお話を編集した。
講演51分。
<立花大敬オーディオ・ライブラリーについて>
1996年、友人に送った≪しあわせ通信≫が人から人へと広がり、やがて書籍として出版される。根強いファンのために、各地で講演会を開催。福岡県で毎月開催されている「元気アップ禅の会」は、1997年から1回も休むことなく続いている。……そんな講演の数々を、ていねいに編集してお届けする。
<講演者:立花大敬(たちばな・だいけい)>
1948年大阪生まれ。大阪大学にて生物工学を研究。19歳(大学在学中)で禅に入門。以後、曹洞宗、臨済宗の諸老師に指導を受けてきた。42歳で天命を知る。48歳で≪しあわせ通信≫を開始。著述、講演活動を展開中。「本心庵」から書籍化された『しあわせ通信』シリーズは、一般書店には並べていないにもかかわらず、現在、第十集まで刊行されるほどのロングセラーとなった。ほかに、『劇的に運が良くなるお経 般若心経・延命十句観音経篇』『開運! まいにち神様 大祓詞で最強の「お清め」』(KADOKAWA)、『天界の禅者大いに語る』『悟』『禅』『禅の達人たち』(潮文社)、『大敬詩集』『人生飛行術』『朗読CD版 立花大敬先生 しあわせ通信』(本心庵)がある。
編集者
制作監修 池田光(本心庵)
編集 西端努斗夢(おふぃす猫屋)
録音 宮木裕介
講演開催 元気アップ禅の会