Listen free for 30 days
-
雪と泥
- Narrated by: 斉藤 範子
- Length: 1 hr and 12 mins
Failed to add items
Sorry, we are unable to add the item because your shopping cart is already at capacity.
Add to Cart failed.
Please try again later
Add to Wish List failed.
Please try again later
Remove from wish list failed.
Please try again later
Follow podcast failed
Unfollow podcast failed
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, and podcasts.
Premium Plus auto-renews for $14.95/mo + applicable taxes after 30 days. Cancel anytime.
Buy Now for $7.64
No default payment method selected.
We are sorry. We are not allowed to sell this product with the selected payment method
Pay using card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and Amazon's Privacy Notice. Tax where applicable.
Publisher's Summary
花柳街の美女・おしのは、町で出会った折之助をだまして金を取ろうとしていた。何度か会ううちに折之助はおしのに夢中になっていく。ある冬の日、白い雪を血がどす黒く染める。まじめで純情な折之助の悲しい結末とは。
江戸の花柳街・柳橋平右衛門町の稽古所に、おしのという美人がいる。ある冬、おしのは町で出会った気弱で純真そうな武士・小出折之助をからかう。おしのは折之助が身分の高い侍の家の息子だと知ると、折之助に気があるように見せて惚れさせ、一緒になるには親方に大金を納めなければならないと言う。鴨にされたとは知らない折之助はおしのに夢中になり、金を用意しようとするが、厳しい父の金を持ち出すことはできない。途方にくれて町の人から金をゆすり取るが——。
山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。
江戸の花柳街・柳橋平右衛門町の稽古所に、おしのという美人がいる。ある冬、おしのは町で出会った気弱で純真そうな武士・小出折之助をからかう。おしのは折之助が身分の高い侍の家の息子だと知ると、折之助に気があるように見せて惚れさせ、一緒になるには親方に大金を納めなければならないと言う。鴨にされたとは知らない折之助はおしのに夢中になり、金を用意しようとするが、厳しい父の金を持ち出すことはできない。途方にくれて町の人から金をゆすり取るが——。
山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。
©2022 PanRolling
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2