一日中葉桜を見ていた。 正確に言うと、 わずかに残った花びらと 緑が織りなす陰影を、 愛でるでもなく眺めていた。 飽きないのは、グラデーションのせいね。 緑とピンクは、それぞれ反対色。
葉桜が美しいのはそのせいだと言う。 デザインでもよく使うわ、この配色。 自然が描く色彩の妙。 過去と未来。 男と女。
すべては色彩の表現に似ている。
反対色ほど、相性が良い。
二人の色彩も、これから ほどよく混じり合っていけばいい。 (CV:桑木栄美里)
You'll still be able to report anonymously.