Page de couverture de 内科医たけおの『心身健康ラジオ』

内科医たけおの『心身健康ラジオ』

内科医たけおの『心身健康ラジオ』

Auteur(s): 内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長
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《毎朝5時30分生配信&5時50分更新!》 SNS総フォロワー62000名超の臨床17年目の現役医師&クリニック院長がお送りする番組です(^^) この番組では、内科医たけおが診察室の裏側で、医療に関するちよっと役に立つ話をゆる〜く語ります😊 生配信では、公開生収録の他、皆様からのご質問やリクエストにお応えしています😄 ぜひ👍イイネ!💭コメント ↪️お知り合いへのシェア! 宜しくお願いします\(^o^)/ 👇フルバージョンはStand.fmで配信中♪ https://stand.fm/channels/5f50dfa36a9e5b17f795785b 👇たけお内科クリニック からだと心の診療所(オンライン診療可) https://www.body-mind-clinic.com/ 👇各メディアへのリンクはこちら https://linktr.ee/naikaitakeo ※配信する内容は個人の見解であり、所属機関や所属団体、学会などを代表するものではありません。 文字起こしはこちら https://listen.style/p/naikaitakeo?jZN6Y38h内科医たけお@たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長 Hygiène et mode de vie sain Troubles et maladies
Épisodes
  • 《1341》慢性腎臓病の早期発見・予防のためのABCDE☝️
    Sep 16 2025

    ■本日の興味シンシン論文■

    ABCDE to identify and prevent chronic kidney disease: a call to action

    慢性腎臓病を特定し予防するための ABCDE: 行動への呼びかけ


    Nephrol Dial Transplant

    . 2025 Aug 29;40(9):1786-1798.


    NotebookLMの解説

    https://notebooklm.google.com/notebook/075f3f76-3ff5-4e42-9159-aab668002646


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    内科医たけお氏が、慢性腎臓病(CKD)の早期発見と予防のための新しい指針「ABCDEアプローチ」を紹介した論文について解説します。これは2023年8月に腎臓分野で権威ある学術誌「NDT」に掲載されたもので、CKDを特定し予防するための行動喚起を目的としています。ビジュアル的にも分かりやすいインフォグラフィックが用いられており、一般の方にも理解しやすい内容です。


    以下に「ABCDE」の各項目を解説します。


    **A:Albuminuria(アルブミン尿)**

    これは「たんぱく尿」とほぼ同義です。健康診断で尿たんぱくを指摘されても、自覚症状がないため放置してしまう人が少なくありません。しかし、たんぱく尿は腎臓がダメージを受けている重要なサインであり、CKDの定義にも含まれる所見です。一度でも指摘された場合は、必ず医療機関を受診し、詳しく調べてもらうことが重要です。


    **B:Blood Pressure(血圧)**

    高血圧は腎臓に大きな負担をかけます。腎臓は「糸球体」という細い血管の塊でできており、血圧が高い状態が続くとこの血管が傷つき、腎機能が低下します。高血圧自体がCKD(腎硬化症)の原因になることもあり、血圧のコントロールはCKDの予防と進行抑制の両面で非常に重要です。


    **C:Cholesterol(コレステロール)**

    コレステロール値が高いこと自体が直接CKDを引き起こすわけではありませんが、動脈硬化を進行させ、腎臓を含む全身の血管にダメージを与えます。そのため、脂質異常症の管理も腎臓を守る上で大切です。また、この論文では触れられていませんが、「肥満」も腎臓に負担をかける(肥満関連腎症)ため、体重管理も重要です。


    **D:Diabetes(糖尿病)**

    糖尿病は、現在日本で人工透析を導入する原因の第1位です。高血糖の状態が続くと腎臓の血管が障害され、糖尿病性腎症を発症します。糖尿病は初期段階では無症状ですが、将来的に腎臓を守るためには、早期からの厳格な血糖コントロールが不可欠です。


    **E:eGFR(推算糸球体濾過量)**

    腎臓がどれくらい働いているかを示す血液検査の指標で、多くの健康診断に含まれています。この数値が60を下回ると腎機能が低下している可能性が高く、CKDが疑われます。また、単回の数値だけでなく、前年からの「変化」も重要です。例えば、eGFRが1年で急激に低下している場合は、腎臓に何らかの問題が起きているサインであり、速やかに医療機関を受診する必要があります。


    このABCDEアプローチは、自身の腎臓の健康状態をチェックするための分かりやすい指針です。健康診断の結果を見直し、これらの項目に当てはまる点があれば放置せず、かかりつけ医や専門医に相談することが推奨されます。

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    9 min
  • 《1340》支え、支えられる力~病院ラジオ(20)心の医療センター編を見て思ったこと~
    Sep 15 2025

    ★必見番組★

    病院ラジオ(20)心の医療センター編▼サンド新潟県へ

    配信期限 :9/22(月) 午前9:14 まで

    https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025091523453


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけおが、NHKのテレビ番組「病院ラジオ」第20回「心の医療センター編」の感想を語った。この回は、新潟県上越市にある犀潟(さいがた)医療センター(精神医療・依存症治療に特化)が舞台となり、話者は番組から三つの重要な視点を得たという。


    **一つ目:支え、支えられる力**

    番組には主に精神疾患の当事者が登場し、自らの病や経験をオープンに語った。話者は、この「生の語り」こそが、精神疾患に対する世間の偏見(スティグマ)を解消し、理解を深める上で極めて重要だと強調する。特に、孤立が依存症に繋がるケースがある中で、当事者同士や医療者との相互扶助が大きな力となることが示された。また、医療者自身も何かしらの病を抱える可能性があるため、「誰もが全て健康なわけではない」という前提のもと、支える側と支えられる側が状況に応じて入れ替わる、相互の支え合いの社会が理想であると述べた。


    **二つ目:病気に対する理解の重要性**

    病気に対する深い理解(自己認識)が治療の第一歩であり、特に精神疾患においては、自分の症状や病気の受け入れ方が難しいため、特に重要だと強調した。理解が進めば、適切な自己対処が可能になる。これは身体疾患(内科、腎臓病、癌など)にも共通する。さらに、精神疾患は完治を目指すだけでなく、「病気を抱えながらどううまく付き合っていくか」という、長期的な視点の切り替えが非常に大事であると論じた。


    **三つ目:心理師の役割**

    犀潟医療センターには心理師が多く在籍しており、彼らの関わり方がリアルに描かれていた。心理師の役割は1対1のカウンセリングに留まらず、グループワークなど多岐にわたる専門性を活かしたサポート体制が示された。話者は、心理師の専門性や特徴を活かせているこの病院の姿勢を評価し、このような取り組みが広がることを望んだ。


    **総括**

    全体を通じて、前回のリハビリ病院の回と同様に「知ることの重要性」を再認識した。このような病院の存在を広く一般に伝えたNHKの試みは非常に意義深く、視聴を強く推奨した(NHKプラスにて翌週月曜まで視聴可能)。

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    8 min
  • 《1339》検査と食事のふか〜い話
    Sep 14 2025

    【本日のご質問】

     疾患による定期通院による血液検査と食事タイミングの疑問をたけお先生に聞いちゃいます。

     受診時に血液検査がある場合、検査項目によっては、食事が大きく左右されると思いますが、普通に食事をして数値を観察した方がいいのか、それとも食事から何時間か空けて血液検査をした方がいいのかをお聞きしたいです。ちなみに主治医からは検査の前の食事についての注意事項はありません。

    …が、経過観察をする場合の推奨をお聞きしたいです。

    血液検査の項目は、健診とほぼ同じ場合だった場合と仮定してお願いします。


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    内科医たけお氏が、リスナーからの「血液検査と食事のタイミング」に関する質問に回答しました。


    ### **質問内容**

    疾患による定期的な通院で血液検査がある場合、食事は普通にとって数値を測るべきか、それとも食事から時間を空けるべきか、という質問です。質問者の主治医からは特に食事に関する指示はないとのことです。


    ### **結論:主治医の指示に従う**

    まず大前提として、「主治医の指示に従うこと」が最も重要です。以下はあくまで一般論として解説します。


    ### **血液検査と食事の関係**

    血液検査の項目によって、食事の影響を受けるものと受けないものがあります。


    * **影響を受けにくい項目**

    * **肝機能**:前日の暴飲暴食で数値が急激に変動することはありません。ただし、脂肪肝など日頃の食生活の影響は受けます。

    * **ヘモグロビンA1c、グリコアルブミン**:これらは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する数値なので、検査直前の食事の影響は受けません。糖尿病の管理ではこちらを重視することが多いです。


    * **影響を受けやすい項目**

    * **血糖値**:食事の影響を最も強く受けます。厳密な測定が必要な場合は、空腹時など時間を指定されることがあります。

    * **中性脂肪**:前日の食事(特に油物やアルコール)の影響をかなり受けます。

    * **コレステロール**:多少の影響はありますが、大きな変動はありません。


    ### **食事よりも「脱水」が影響することも**

    食事よりも、脱水状態であることの方が検査値に影響を与える場合があります。特に**尿酸値**は脱水で大きく上昇します。また、ヘモグロビンやアルブミンなども、脱水によって血液が濃縮され、見かけ上高い数値が出ることがあります。


    ### **その他の検査と食事**

    * **尿検査**:食事の影響は全くありません。

    * **画像検査**:

    * **腹部エコー、腹部CT、胃カメラ、大腸カメラ、バリウム検査**など、お腹の検査は、食事をすると消化管ガスなどが発生し正確な診断が困難になるため、**絶食が必須**です。

    * 一方で、**頭部CTや胸部CT**など、お腹以外の部位の検査は食事の影響を受けないため、絶食の必要はありません。


    ### **まとめ**

    検査の種類や目的によって、食事の指示は異なります。血液検査に関しては、多くの項目で直前の食事の影響は限定的ですが、血糖値のように大きく影響されるものもあります。自己判断で食事を抜いたりせず、基本的には主治医の指示に従うことが大切です。特に指示がない場合は、いつも通りの生活習慣で検査を受けるのが良いでしょう。

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    9 min
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